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2006年10月22日

おせち(御節)の歴史

おせち(御節)っていつからあるんだろう?
そんなうんちくをご披露します。

おせち(御節)の歴史は、古くは平安時代にまでさかのぼります。平安時代の貴族社会では、年のはじめのほか、3月3日や5月5日などの五節供に、神前にお供物をして、悪魔払いを祈願しました。この時出されていた料理が、「お節供(おせちく)料理」と呼ばれており、つまりおせちのことばの起源です。
しかしこの頃は、まだまだ庶民には縁遠い存在で、おせちの原形が作られたのは、江戸時代後期からだといわれています。江戸時代に入ると、庶民の暮らしは豊かになり食文化も発達します。新年に、その年の豊作を祈って食べる料理も、野菜や山海の幸を利用した、豪華なご馳走へと変化しました。現在のおせちメニューにも登場する「黒豆」や「数の子」が加えられたのもこの頃です。
また、おせちには武士の家でおめでたい時に食べる料理「祝い膳」の要素も加えられています。祝い膳は、江戸時代末期より、「めでたさを重ねる」という意味の縁起をかつぎ、重箱に詰めて重ねて出されるようになり、この縁起は今日のおせちにも活かされています。
このように、「おせち(御節)」は、貴族・武士・町民・農民すべての文化が混じり合って誕生した文化なのです。

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